「お見合いって、自分からも申し込みするの?どんな基準で選べばいいんだろう…」
「写真で選ぶなんて、失礼なんじゃないかな…」
「面食いって言われない?身の程を知れとか、ネットで見て怖くなった…」
婚活を始めたばかりの方から、こんな声を聞くことがあります。
きっと、あなたも同じような不安を感じたことがあるかもしれません。
でも、大丈夫。婚活の第一歩に不安を感じるのは、ごく自然なことです。
今回は、そんな気持ちにやさしく寄り添いながら、
「写真を見てお相手を選ぶ」ことの意味や、ちょっとした工夫のコツをご紹介します。
写真を見たときに見つける「なんとなくいいかも」と思う感覚。
それは、ちゃんと大切にしていいものです。
というのも、人は無意識のうちに、相性の良い気質を持つ人に惹かれる傾向があると言われています。
たとえば心理学の研究では、
脳内の化学物質(ドーパミン・セロトニンなど)のバランスが、
その人の気質や性格を形づくるとされており、
その特徴が顔の印象や雰囲気にもにじみ出ることがあるそうです。
つまり、写真を見て「なんだか気になる」と思った感覚は、
あなたの感性がキャッチした、相性の良さの“芽”かもしれません。
もちろん、左右対称で整った顔立ちに目がいくのは、人間として自然な反応です。
でも婚活で大切にしたいのは、「見た目の美しさ」ではなく――
こういった、小さな“心のひっかかり”を見つけていくこと。
それが、「この人、魅力的かも」と思う気持ちの始まりになることもあるのです。
それでも、「なかなかいい人がいない」と感じてしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、検索やプロフィールの見方に少し工夫を加えてみるのがおすすめです。
どんな人と出会いたいかが曖昧なままだと、「いい人」が見つかりにくくなることがあります。
そんなときは、一度立ち止まって、
「こんな関係性が心地よさそう」
「こういう時間を一緒に過ごせたら嬉しい」
こんな風に、出会った相手と築きたいイメージに立ち返り、あらためて言葉にしてみましょう。
検索条件が、無意識のうちに偏りやバイアスを生んでいることもあります。
たとえば…
- 年齢を1年ずつ区切って表示してみる。
→全表示した時と印象が大きく変わることも- 趣味や共感キーワードで探す
→価値観の近さに安心感が生まれ、「ちょっと話してみようかな」という気持ちになることも- 見る場所や時間を変えてみる
→自分がリラックスできる場所で眺めると、「いいな」が生まれやすくなることも
こんな風に、ちょっとした「見方」の工夫でも、
前回は気づいていなかった「いいかも」を引き寄せることができるものなんですよ。
リフレッシュも良いご縁へのセンサーを高める重要要素です!
そんな人に出会ったときは、無理にすぐ申し込まず、一時的にストックしておくのもいい方法です。
「どこが気になったのか」「なぜ迷っているのか」を記録しておくと、
後から見返したときに印象が変わっていたり、活動の振り返りに役立つこともあります。
写真で「いいかも」と感じたら、プロフィール文にも注目してみましょう。
文章には、その人らしさや価値観がにじみ出てくることがあります。
特に「言葉の選び方」は、その人の人柄を反映していることも。
あなた自身にも、「なぜか安心できる表現」や「心地よく感じる語り口」があるはずです。
そうした感覚を大切に、「この人と話してみたい」と思える人を探してみましょう。
※ただし、プロフィール文が仲人さんによって代筆されているケースもあるため、あくまで「参考程度に読む」のが安心です。
活動の初期段階で条件を厳しく設定しすぎると、
まだ見ぬ素敵なご縁を自分で閉ざしてしまう可能性もあります。
最初は、地域や年齢など「お見合いしやすい条件」だけ軽く設定するくらいで十分です。
写真や言葉から「気になるかも」と思った人に出会っていく中で、
少しずつ、あなたにとって本当に大切な条件が見えてくるはずです。
お相手選びに迷ったときは、ひとりで抱え込まずに、
担当カウンセラーと一緒に
画面を見ながら探してみるのもおすすめです。
会話を通じて視点が広がり、
意外な魅力に気づけることもありますよ。
写真を見て「この人、ちょっと気になるかも」と思ったその感覚は、
あなたの感性がキャッチした、“ご縁のきっかけ”かもしれません。
婚活は、誰かが決めた「正解」を探す時間ではありません。
あなたらしい感覚を少しずつ育てていく、そんな旅のようなものです。
ぜひ、写真という入り口から、
あなたらしいお相手探しを始めてみてくださいね。
結婚相談所katachiでは、不安や迷いにも寄り添いながら、
自分らしい婚活を進めていけるサポートをしています。
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。
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