婚活で「決められない」を克服する方法
〜短期間でも後悔しない決断力を身につける〜

婚活で決断できないあなたへ


仕事を頑張ってきたら、気づけば結婚適齢期。いずれ結婚を考えているし、できれば早くお相手に出会いたい。婚活をして、短期間で結婚を決める人もいるというけれど、本当にそんなにすぐに決めて大丈夫なの?自信が持てず、不安で前に進めない...。

 

こんなふうに、短期間での決断が求められる婚活に対して不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、短期間でも適切な判断軸を持てば、後悔しない選択は可能です。

この記事では、短期間で相性を見極めるために必要なことを紹介します。決断に迷いやすいあなたが、スムーズに婚活を進めるためのヒントとしてご活用くださいね。

決断できない理由は「価値観の曖昧さ」にある

まず「なぜ決断できないか」を考えてみましょう。その裏側には、「価値観」の曖昧さが潜んでいます。

婚活でも「価値観のすり合わせ」という言葉はよく耳にしますが、多くの場合、それが人生の大枠ではなく、日々の習慣や好みのレベルで語られてしまうことがあります。人生の幹となる部分だけでなく、枝葉まで吟味しなければ...と考えていたら、確かに結婚までの道のりが途方もなく感じてしまうかもしれません。でも、本当に大切で、判断に必要ななのは、もっと根本的でシンプルなものであるはずです。

katachiが考える「価値観」とは

katachiでは、「価値観」を「あなたが人生で最も大切にしたい感覚」と定義しています。

それは、

・あなたが何をしているときに充実感を感じるのか

・どんな瞬間に幸せを覚えるのか

ということを丁寧に紐解いていくと辿り着ける感覚です。この「感覚」を大切にし、それに従って生きることで、あなたは心から満たされる人生を送ることができます。

「価値観が合う」か見極める

では、婚活において、価値観が合うかどうかを見極めるとはどういうことでしょうか。
それは、表面的な好みや生活習慣の一致ではなく、 

  • 「あなたが一番大切にしたい感覚を、お相手と一緒にいるときも大切にできるか?」 
  • 「お相手の大切にしている感覚に、あなたも共感できるか?」 

この2つのポイントをクリアできるかどうかを見極めることにあります。

決断への前提条件:種をまいたら、水をあげよう

価値観が合うかどうかは、1回の出会いで判断できるものではありません。婚活を「花を育てるプロセス」に例えて考えてみましょう。

ある日、ひまわりの種をまいた女性が、水やりをせずに数日待ち、「花が咲かない」と言って次の種をまく。これを繰り返す彼女は、果たして花を咲かせることができるでしょうか?

お相手との出会いも同じです。関係性を育てるには、

「水やり=価値観に触れる時間」

をしっかり持つことが重要。

1回の出会いだけで結論を出さず、最低3回は会ってみることをおすすめします。

短期間で価値観を見極めるための方策

目的を持った質問リストを用意する

各回のデートは、あなたとお相手の花壇への水やりの時間です。栄養の含まれた水をあげれば早く目が出ます。「価値観に触れられる質問」を散りばめましょう。当たり障りのないことだけでなく、目的を持った質問を用意し、意識して聞くことで、お相手の価値観をより理解しやすくなります。

相手の本質を引き出す3つのポイント

自然とお相手の核に近づ気、本質を理解するために、会話の中で以下の3つのポイントを意識してみましょう。

  • 1.感情ベースでストーリーを語ってもらう
    感情をベースに経験を深掘りすることで、お相手の大切な感覚に近づきます
    例:「その時どんな気持ちだったか」「それを感じたきっかけは?」
  • 2.「もし○○だったら?」の仮想質問を活用する
    お相手の理想やこだわりをマイルドに引き出すために、架空の状況を設定してみることが有効です
    例:「もし学生時代の一つだけ変えられるとしたら、何を変えたい?」
  • 3.非言語情報を観察する
    お相手の話のトーンや表情に注目してみましょう。楽しそうにしていたり、熱量を持って話しているテーマこそ、その人が大切にしていること、です。
 

直感 vs 論理のバランス法

水やりをして目が出たり、お花が咲いたら嬉しいものです。
ただ、その時の「嬉しい」という一時的な感覚で決めていいか不安になるときもあります。
そんな時は、直感判断と冷静な振り返りを組み合わせて判断する次の方法もおすすめです。

  • ①3秒直感判断
    デートが終わった瞬間に、自分の心に聞いてみましょう。
    「また会いたい?」
    「一緒にいる未来が想像できる?」
    「この人と何かを一緒にやるイメージが浮かぶ?」
    自然と「YES」が出るなら、相性が良い可能性が大きいです。
     
  • ②1日後の冷静な振り返り
    翌日、落ち着いた状態で以下を確認します。
    「昨日の自分の気持ちは高揚感だった?それとも安心感だった?」
    「印象に残っている話題は?」
    「自分が自然体でいられた?」

この2段階を踏むことで、感情だけに流されず、冷静な判断ができます。

幹以外の部分が気になってしまう時は...

結婚に向けて進む中で、些細なことで不安になることはあるでしょう。

そんな時大切なのは、あなたの幹となる「価値観」に沿った人生を送れるか、という判断軸に立ち返るということ。

例えば、「お金の使い方」「家事分担」など、ちょっとしたことが気になり、「この人とは合わないかも…」と思ってしまうこともあリます。

そんな時は、
 

これは本当に「価値観に関わる違和感」なのか?

それとも単なる「習慣に関わる違和感」なのか?
 

を見極めることが重要です。

たとえば、「お金の使い方」や「家事分担」、「結婚後の仕事と家庭のバランス」についての違和感は、「習慣」に紐づくことも多く、話し合いの中で調整が可能な場合も多いです。しかし、根本的な価値観が調和しない場合には、どれだけ話し合っても折り合いをつけるのが難しくなります。

「価値観に関する違和感」なのか「習慣に関する違和感」なのか判断が難しい場合は、すぐにナシと判断せず、歩み寄れるか試してみる姿勢を持っておきましょう。

迷わず決めるために

 

これまで「決める」ための方策についてお話ししてきました。
ですが、婚活では「早く決める」ことが重要なのではなく、「納得して決める」ことが大切です。

価値観を深掘りし、短期間でも相手を見極められる力を身につけることで、後悔のない選択ができるようになります。
自分の「大切にしたい感覚」に基づいて、心から満たされるパートナーを見つけましょう!

katachiでは、あなたの「価値」に寄り添ったサポートをしています。お気軽にお問い合わせください。

 

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