「最後の砦」なんかじゃない。
結婚相談所を“恥ずかしい”と思っていたあなたに
読んでほしい話

「まさか自分が、
 結婚相談所にお世話になる日が来るなんて…」

 「周りから“必死だな”って
 思われるんじゃないかな…」

そんなふうに感じたことがある方へ。その気持ち、とてもよくわかります。

結婚相談所には、
どこか“最後の砦”のようなイメージがつきまといがち。

 

恋愛がうまくいかなかった人が、やむを得ず辿り着く場所。

出会いを“外注”するなんて、自分の力不足の証明かもしれない。

 

そう思ってしまうのも、無理はありません。

 

でも、ちょっとだけ立ち止まって、

「そのイメージ、本当に“自分の”感覚?」

と問いかけてみませんか。

 

そのイメージは、いつ・どこで生まれたのか?

実は、私たちが“なんとなく”抱えているイメージの多くは、社会や時代の影響を色濃く受けたものです。

 

たとえば、戦後〜1970年代のお見合い全盛期。
当時は、結婚相手との出会いを“誰かに紹介してもらう”のが普通でした。 つまり出会いの外注が「当たり前」の時代だったのです。
 

ところが、1980〜90年代。
ドラマや雑誌、バラエティ番組が“運命の恋”を理想化し始めます。

恋愛は「自力で見つけ、勝ち取るもの」。
誰にも頼らず、自然に出会って愛し合うことが“成功”のように描かれました。
 

この「恋愛=自立と証明」の空気は、今もどこかに根強く残っているように思います。

そして、その空気こそが、出会いを誰かに助けてもらうことに対して、「何かに負けたような気がする」「恥ずかしい」といった感覚を生み出す根源にあるものの一つなのです。

「誰かを頼ること」は「無力」ではなく、「知性の証」

でも、ここで少し視点を変えて考えてみて欲しいと思います。

 

  • 肌を綺麗にしたいから、美容医療を試す。
  • 自分をより魅力的に見せたいから、ヘアメイクのプロに学ぶ。

 

こういった努力をする人に対して、
誰も「自力の欠如」だなんて思いません。

むしろ、「目的を明確にし、必要なサポートを選び取れる力」があるからこそできる選択です。

つまり、それは、賢さや行動力の証明

 

結婚相談所も、同じです。

 

「結婚したい」という願いに向かって、信頼できるプロと戦略を立てる。

 

それは、あなたが自分の未来に真剣に向き合っているということに他なりません。

 

そして何より、実は実際のデータがこの“知的な選択”を裏付けています。

データで見る「今どきの結婚相談所」

では、実際に結婚相談所を利用している人たちはどんな傾向にあるのでしょうか?
この春IBJ社より発表された2024年度成婚白書のデータを見ていくと、「最後の砦」や「駆け込み寺」というイメージとは、少し違った姿が浮かび上がってきます。

「残りもの」なんかじゃない。成婚者の中心は30代前半〜後半の働き盛り層

成婚者の中央値は女性34歳、男性36歳。
仕事においても責任が増す働き盛り層が、中心です。

"短期間で"前に進んでいる

活動期間は中央値で約9ヶ月、交際期間は約4ヶ月。
一般的な交際が結婚に至るまでの期間が4.3年ほどという事実と比較すると、約1/12。
時間をかけてもうまくいかない...と悩んでいた人も、
一歩踏み出すことで、意外と「短期間で」前に進んでいる事実があります。

20代〜30代の入会者が年々増加中

全体として利用者は増加傾向にありますが、
特に20〜30代の伸び率が顕著で、
「行動が早い人ほど、選択肢も多い」今の傾向を表しています。

行動した人が、未来を切り拓いている。── 成婚者と退会者の“行動量”の違い

申込数、お見合い数ともに、成婚退会者と退会者間に差が見られます。
「適切にプロを頼り、行動を数字で示せた人が未来を切り拓いている」という実態がここにあります。

こうしたデータが示しているのは、

 

「結婚相談所を使い成婚していく人たち」は、

“受け身の人”ではなく、“戦略的に選択し、行動した人”であるということ。

 

つまり、プロの力を借りて前に進もうとすることは、

あなたが自分の人生をきちんと設計しようとしている証拠。

この時代にふさわしい、賢い選択肢の一つなのです。
 

世間の目じゃなくて、自分の未来を見つめて

社会には、たくさんの“常識”や“あるべき姿”が存在しています。

 

たとえば、

「女性は選ばれる側であるべき」とか、

 「結婚は自然にするのが美しい」といった、

無言のルールたち。

 

でも、それに縛られて、

 「本当は動きたいのに動けない」となってしまうのは、少しもったいないと思うのです。

 

たとえば、お見合いパーティの研究では、

 “自分が動く側”になった人のほうが、「この人がいい」と思える相手に出会いやすくなった、という結果もあります。これは、あなたが意識しているしていないにかかわらず、「自分が移動する」という状況があなたを「選ぶ側」にしたということでもあります。

 

この結果から言えるのは、“選ぶ主体”になると、あなたの感覚も変わっていくということ。

 

誰かの目線に行動を委ねるのではなく、

 

 「自分はどう生きたいのか」「どんな未来を築きたいのか」

 

そんな自分の“内なる選択”を軸にしていい。

 

その先にこそ、本当に納得できる出会いがあると、私は信じています。

最後に

誰かを頼ることは、弱さではありません。

 

目的のために力を借りることは、むしろ“前に進むための決断”です。

 

結婚相談所の門を叩こうとしているあなたは、 

未来の自分の幸せに、真剣に向き合おうとしている人。

 

それはとても誇らしいことだと思います。

 

迷っている気持ちがあるなら、まずは「話を聞いてみる」からでも大丈夫。

 

時代も、結婚のかたちも、変わりつつある今だからこそ

あなたらしい一歩を、信じて踏み出してみてくださいね。

 

結婚相談所katachiでは、不安や迷いにも寄り添いながら、
自分らしい婚活を進めていけるサポートをしています。

気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。

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