「LINE、何を送ればいいか分からなくて...」
「やり取りがうまく続かないと、不安になります」
結婚相談所での交際中、そんな声を聞くことは少なくありません。
アプリ婚活のようにメッセージから始まるのではなく、
最初に“会う”ことから始まるのが相談所での交際。
LINEのやり取りが始まるタイミングや目的も
「いつものLINE」とは少し違ってきます。
この記事では、
婚活中のLINEにまつわる“気になること”を整理しながら、
「ふたりにとってちょうどいい距離感」を
見つけていくためのヒントをお届けします。
結婚相談所では、
お見合いでお互いに「もう一度会いたい」と感じたときに、
はじめて連絡先が交換されます。
つまり、LINEのやり取りは
“すでに一度会った相手”との関係づくり
に使われるもの、ということ。
IBJ加盟の相談所では、
交際希望を出すと必ず一度はデートをするルールがあるため、
初回のデートまでの間のLINEのやり取りは
デートの調整からスタートするのが一般的です。
相談所での活動におけるLINEの目的の中で重要なものの一つは、
「ポジティブな接触頻度の確保」です。
いわゆる“単純接触効果”があるように、
日々のやり取りで
お互いの存在を自然に感じられることは、
関係性の前進にもつながります。
逆に言えば、
やり取りがない=関係が止まってしまう
とも感じやすくなるもの。
だからこそ、
意識的に「ふたりにとって心地よいやり取りの形」を整えていく姿勢が
非常に大切になってくるのです。
「日記みたいなLINEはNG」
「長文はやめた方がいい」
ネット上では、こういった情報を多く見かけますよね。
でも、実際に何を心地よく感じるかは人それぞれ。
大切なのは、「目の前のお相手にとってどうか」を意識することです。
とはいうものの、関係が浅いうちは、お相手のやり取りの好みやクセも分からないもの。
だからこそ、対面や電話など“リアルな接点”で、
LINEのスタンスをすり合わせておくことをおすすめしています。
たとえば、1回目のデートの帰り際にこんなふうに聞けると、ふたりの距離がぐっと縮まります。
「〜さんは、LINEってどんなやり取りが心地よいですか?」
ポイントは、自分のスタンスも添えて伝えること。
お相手も安心して本音を話しやすくなります。
たとえば...
「他愛もないことを送り合えると嬉しい」
「実はLINEは苦手で...
でも少しずつやり取りを増やしていけたら嬉しい」
お相手に合わせるだけが関係づくりではありません。
スタンスを調整する前には、「自分はどうしたいと思っているのか」、についても言葉にしておけるといいですね。
婚活世代は、仕事も忙しく責任も大きい時期。
どんなやり取りが良いか、に加えて、
返信しやすい時間帯なども確認し合えるとベターです。
また、忙しい合間でのやり取りで生まれやすい
「すぐに返さなきゃ!」という焦りにも要注意。
もちろんすぐに返信できたら、お相手は嬉しいかもしれませんが、
焦って読んだり、文章を打ったりすることは、
誤読や誤送信、そしてすれ違いの一因になってしまうこともあるからです。
返す前に一呼吸おいて内容を見返すことで、
不要な障害を一つを防ぐことができると考えてみてくださいね。
なお、既読をつけちゃうとすぐに返さなきゃと不安になる人は、
既読をつけずにテキストの内容を確認する“ちょっとしたLINEハック”を使うのも一つの手です。
LINEは"文字だけ"のコミュニケーション。
だからこそ、ネガティブな内容は、実際よりも重く伝わってしまうこともあります。
関係が浅いうちは、相手に安心感を与えるやり取りを意識してみましょう。
たとえば...
こうしたポジティブな言葉は、やり取りの空気をやわらかくしてくれます。
一方、「ごめんなさい」は多用しすぎないのがポイントです。
「ごめん」と打ちかけたら手を止めて、
「ありがとう」に変換するように意識してみてください。
意外とそちらの方がしっくりくる場面も多いものですよ。
「とはいえ、実際どんな話題を送ったらいいんだろう?」
そんなときに使える“ちょっとした話題アイデア”は、別資料にまとめてご紹介予定です。
今後LINE登録者限定での配布やブログ連動ダウンロード企画としてお届けしていく予定ですので、楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。
関係性が浅くて、やり取りに不安があるうちは、
“無難ライン”を意識しておくと安心です。
<婚活LINEの無難ライン>
やり取りに慣れてきたら、
お互いのペースや表現スタイルに合わせて変えていけばいい、
と肩の力を抜いて捉えておけばOKです。
LINEのやり取りに正解はありません。
でも、
「自分の気持ち」+「お相手への配慮」が合わさることで、
自然とちょうどいい距離感が生まれてきます。
不安になったときは、お相手の状況に思いを馳せて、
少し距離を置く“そっとした気遣い”
が好印象になることも。
やり取りの中で育まれていく信頼関係を大切に、
あなたらしい関係づくりを楽しんでくださいね。
たった一言のやり取りでも、
ふたりの関係は少しずつ育っていきます。
あなたの心地よさと、お相手のペース。
その“ちょうどよさ”を探していくプロセスこそが、婚活のなかでとても尊い時間です。
どうか、焦らず、心を込めたあなたらしい言葉を届けていってくださいね。
結婚相談所katachiでは、不安や迷いにも寄り添いながら、
自分らしい婚活を進めていけるサポートをしています。
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。
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